レポート
2025.10.06

~スーパー高校生 海のごちそう開発プロジェクト~キックオフZOOMミーティング

「海と日本プロジェクトin鹿児島」体験イベント
~スーパー高校生 海のごちそう開発プロジェクト~

日本財団「海と日本プロジェクト」

日本財団「海と日本プロジェクト」は、2015年「海の日」20回目の節目に立ち上げられました。
次世代を担う子どもたちを中心として多くの方々に海への関心や好奇心を喚起し、海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的に日本財団や政府の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

企画概要

鹿児島県は温暖な海に恵まれ、浅い海から深海まで多種多様な魚が水揚げされています。養殖に適した漁場も豊富で、ブリやカンパチの養殖売上は日本一です。一方で、県民の魚介類の消費量は全国ワースト4位。漁場の担い手不足や食文化の継承の危機といった課題も抱えています。そこで、鹿児島の魚の魅力を知ってもらうため、商品開発や販売、PRイベント等を展開するプロジェクトを実施。

講演やワークショップを通し、鹿児島の海の魅力や課題、未利用魚の活用や普及し、未利用魚を利用した伝統食で鹿児島に古くからある“さつまあげ”について学びます。その後、サポートを受けながら高校生自身で〝オリジナルメニュー〟を開発!完成したメニューは、来年2月に開催される「MBCてゲてゲハイスクールフェスティバル」で販売・PRします。

 

キックオフZOOMミーティング

10月4日(土)、ZOOMによるキックオフミーティングが開催されプロジェクトに参加する高校生たちは鹿児島の海の現状を学びました。

鹿児島大学水産学部・鳥居享司先生の講演では「鹿児島の魚食文化の魅力と未来」をテーマに、鹿児島県民の魚介類の消費量が全国ワースト4位である現状や、未利用魚の存在、未利用魚を使った鹿児島の伝統食❝さつまあげ❞の魅力、魚介類消費低迷の原因、伝統食の若者離れなどの課題を深堀りしました。

 

全国漁協青年部連合会 会長 川畑友和さんの講演「海の環境の現状と課題」では、アマモの再生や海の環境保全、豊かな海づくりについて学びました。実際に桜島との中継をつなぎ、アマモの種まきを画面越しに見学する場面も。

 

2つの講演で鹿児島の海の現状を学んだ高校生たち。
次回の体験イベントでは海の魅力を発見し、メニュー開発に挑戦します。

 

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

錦江湾で人気の魚「カサゴ(方言名:アラカブ)」
レポート
2025.09.25

錦江湾で人気の魚「カサゴ(方言名:アラカブ)」

『スポGOMI甲子園2025 鹿児島県大会』オリジナルアイテムの紹介
レポート
2025.09.18

『スポGOMI甲子園2025 鹿児島県大会』オリジナルアイテムの紹介

ページ内トップへ