このプロジェクトを推進する日本財団は、世界で課題となる海洋ごみ問題について、来年度から新たな取り組みを始めると発表しました。
日本財団は、このほど東京で会見を開き、来年度の新たなプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」を発表しました。
このプロジェクトは、この数十年で増え続けている海洋ごみに対する取り組みです。海洋ごみの大半はプラスチックで、近年、サイズが5ミリ以下のマイクロプラスチックが生態系に及ぼす影響が懸念されています。また、2050年までに海に存在するプラスチックの量が、重量ベースで魚の量を超えるとの予測もあります。
日本財団は、企業や地方自治体などと連携し、海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していくとしています。日本財団によりますと、プロジェクトでは6つの活動が計画されていて、事業規模は3年で50億円の予定です。