錦江湾沿岸の地域が一帯となって行うクリーンアップ作戦の一貫です。
「お世話になっている錦江湾を洗えるっていうのが…お父さんから教えてもらって、行きたいなぁと思って自分から参加しました」
「去年参加された方から聞くと今年は少ないねと言っていたけど、それでも今、話題になっている小さいゴミがいっぱいあるので、頑張って拾おうかなぁと思います」
福山港周辺では台風と大雨の影響もあり、流木や空き缶、ペットボトルなどのゴミが多くみられ、海岸に流れ着いたゴミを参加者を黙々と拾い集めました。
「子どもたちに残さないといけない大事な海なので、われわれも出来る範囲のことをやろうと思い参加している」
参加者全員がおそろいの帽子とTシャツで清掃作業。これはブルーサンタというイベントで、サンタクロース姿になり海を清掃するというものです。
「こんなに落ちているなんて、台風の後だからだとは思うんだけどビックリですね」
「子どもたちも小さいのでそういう環境(きれいな海)で遊ばせたいですね」
普段、きれいな重富海岸でも台風の影響などで流木が大量に流れ込んでいました。
参加した32人の方がゴミ袋いっぱいにゴミを拾っていました。
地元住民や企業の方などおよそ270人が参加。海岸近くのゴミを清掃しました。
「次の世代に(きれいな海を)残したいという思いもありますし、子どもたちも参加させて、自分たちもきれいにしてるんだよという意識を持ってもらえたらなと思って参加して貰えればと思っています」
「タバコの吸いガラがいっぱい落ちているなって思いました」
集合場所となったマリンピア喜入周辺にはペットボトルや空き缶、タバコの吸いガラなど、数多くのゴミが。
また海岸周辺には流木や発泡スチロールなど漂着ゴミなどもたくさん拾われました。
龍郷町の秋名集落とその隣の幾里集落から20人がゴミ拾いに参加。海岸に打ち上げられていたペットボトルや空き缶などを拾い集めました。
およそ1時間後、参加者が集めたゴミは軽トラック1台分にもなりました。
「奄美全体の人がそうだと思うんですけど、夕暮れ時になると海岸の方へ行くんですよね、夕涼みがてら。それで海を眺めて、自分の人生を振り返るような…そんな素敵な場所ですね。」