海岸の保全などに関する功績を国から認められた、鹿児島大学水産学部の西隆一郎教授の記念講演会が行われました。
鹿児島大学水産学部の西隆一郎教授は、「海岸を護る、人を守る、環境を守る」を合言葉に水難事故を防ぐための海岸の調査や生態系の環境保全の研究活動などを行ってきました。
これらの功績が認められ、8月に海洋立国推進功労者表彰・内閣総理大臣賞を受賞、9月には、海上保安庁長官表彰を受賞しました。ダブル受賞を記念して開かれた記念講演会で西教授は、離岸流に流された場合に大切なことを呼びかけました。
◆鹿児島大学水産学部 西隆一郎教授「流されたらまっすぐ帰ってくるな、横に泳げ、横に泳いで流れを強く感じなくなったら浜に向かって泳ぐ基本はそうなっている。20年ぐらいやっていて単純にそういうことかと強く感じている」