ウナギの稚魚、シラスウナギの鹿児島県内での今シーズンの漁が10日夜、解禁されました。
志布志市と大崎町の境を流れる菱田川の河口付近では、10日の日没後、午後5時半過ぎからヘッドランプをつけた人たちが集まり、漁を始めました。そして、海に繰り返し網を入れ、体長5センチほどのシラスウナギを取っていました。
シラスウナギの昨シーズンの県内の漁獲量は、192キロで、前のシーズンの3分の1にとどまりました。
ウナギ資源の保護のため、今シーズンの漁も、通常より31日間短縮し、来年3月10日の日の出までとなっています。