レポート
2018.07.17

夏のレジャーに 正しい”そなえ”を!

海や川での楽しいレジャーの前に!

続々と鹿児島の海水浴場も海開きをし、
海水浴に川遊びと夏の思い出となるレジャーが盛り沢山の夏・・・
一方で、海や川での水難事故が毎年後を絶たず、
鹿児島県でも海のレジャーに伴う県内で発生した水難事故は
過去10年間で147人に及びます。( ※第十管区海上保安本部)

7/7(土)親子で学ぶ海のそなえ教室@日本財団ビル

夏のレジャーの前には、正しい知識とそなえをということで、
東京・虎ノ門にある日本財団で『親子で学ぶ海のそなえ教室』が開催されました。

これは、日本財団が調査・分析した水辺の事故に関する調査結果の報告と、
そこからわかる必要な対策や提言、そして子ども達が安全に海とふれあうための
そなえについて学ぶイベントです。

日本財団の調査によると、
国内で海水浴を楽しむ人口は10年前からなんと約3割も減っています。 それなのに、毎年多くの人が水難事故で亡くなっており、 中でも過去5年では1年間に平均で約30人の子どもが海の事故で亡くなっていて、 水難事故の件数は減っていません。 つまり、水難事故の発生率は上昇しているとも言えます。

これは、海や川でのレジャーに際しての“そなえ”について、
正しい知識や装備が不足しているのではないか、
また広く知られていない現状があるのではないか、
ということでした。

そなえとは、
・海でしてはいけないこと
・どのような場合に事故に遭ってしまうのか
・事故に遭わないためにはどうしたらよいのか
・事故に遭ってしまったらどのようにすればいいのか
などを正しく知る、ということです。


今回のイベントでは、
ライフジャケットの着用体験のワークショップや、
そなえに関する各分野からの登壇者からのお話など
安全に海とふれあうためのたくさんのそなえが紹介されました。

 

水難事故を防ぐために具体的に3つのそなえ

・正しいそなえの知識をもつこと
・いざという時に行動できるそなえ、
・ライフジャケットなどの装備のそなえ

日本財団では、その3つのそなえ普及・啓発を推進するために
今後ライフジャケット着用の推進や、海(水辺)のそなえの体験イベントの実施を行って
いき、拠点作り・体制づくりをすすめていきたいということです。


イベントで紹介された内容や、
海のそなえについて、日本財団のホームページで
ご覧頂くことができます。

日本財団【親子で学ぶ海のそなえ】

ぜひ、皆さんも正しいそなえを持って、
夏の楽しいレジャーの思い出を作ってください。

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