海を撮る写真家であり、漁師であり、タートルクルーというNPOの代表を務める久米満晴(くめ みつはる)さん。
日本で生まれたアカウミガメはメキシコを目指し、成長すると産卵のために再び日本に戻ってくるといわれるが、その神秘的な生態に惹かれ、ウミガメを追い続けてきた。
タートルクルーは、種子島を拠点に海洋環境の保護につとめ、ウミガメの生態調査や海洋体験など様々な活動を行なっている。
海は学校だと語る久米さんは、子どもたちに、ウミガメを生き物の先輩としてリスペクトし、ウミガメを通して自然を大切にする気持ちを育ててほしいと考えている。