3人1組で時間内に競技エリア内のごみを拾い、質と量を競うスポーツ・スポGOMI甲子園。その全国大会が、去年12月に東京墨田区で行われました。
大会には、地区予選を勝ち抜いた全国の高校生、35チーム・104人が参加。
鹿児島県からは、龍桜高校のチーム・龍桜ケアラーが出場。全国制覇に挑みました。
ーQ.全国大会の意気込み
チーム「龍桜ケアラー」 梅木日菜多さん
「前回のごみ拾い活動を通して、拾う場所やアイテムの改善をしてきたので、今回のごみ拾いも頑張りたいと思います。」
「頑張るぞ!」
全国制覇に向けて、どのチームも気合十分。
掛け声とともに制限時間60分の戦いがスタート。
龍桜ケアラー、見慣れない街並みに少し戸惑いますが、ふたりで力を合わせ、ごみを探します。
最初に向かった場所は、地区予選でも多くのゴミを見つけたコインパーキング。
しかし。
チーム「龍桜ケアラー」 脇田紗彩さん
「(ごみ)無いの?鹿児島にはあったのに!」
場所が変われば、ごみが落ちている場所も違うようです。
その後は、建物のすき間から空き缶やペットボトル、ビニール傘などのゴミを回収。折りたたみのイスまで見つけました。
ーQ.手ごたえはどうですか?
チーム「龍桜ケアラー」 脇田紗彩さん
「手ごたえは…無理。(ごみが)少なすぎる!」
ここで試合終了。
龍桜ケアラーはおよそ2kgのゴミを回収。奮闘しましたが、35チーム中29位という結果に。
日本に1位に輝いたのは、埼玉県代表「掃除部 Cチーム」でした。
チーム「龍桜ケアラー」 梅木日菜多さん
「優勝することはできなかったんですけど、今回こういうスポーツに参加することができて、私たちも楽しく拾うことができました。」「まちもきれいになっていくので、とても素敵なスポーツだと思いました。」
チーム「龍桜ケアラー」 脇田紗彩さん
「東京の方が鹿児島よりごみが落ちてるかと思ったのですが、全然落ちていなくて、鹿児島に戻った時にごみが落ちていたら積極的に拾うように、毎日心掛けたいと思います。」