「珍魚」を使った松野下蒲鉾の新商品が数量限定販売！

MBCテレビ「かごしま4」2/17放送

枕崎市にある松野下蒲鉾では、海と日本プロジェクトと連携してある商品を開発しました。

松野下蒲鉾 松野下晃平さん
「こちらはすり身を製造する機械です。北海道のスケソウダラのすり身と、枕崎で水揚げされるツムブリ、シイラなどの練り上げを使用して、魚の風味を活かしたさつま揚げを作っています。」

気候変動による海水温上昇などの影響で、日本の漁獲量が年々減少している中、解決策のひとつとして、これまであまり食べてこられなかった未利用魚に注目が集まっています。

松野下蒲鉾では、未利用魚を使ったさつまあげの開発に取り組んでいます。
未利用魚とは、サイズが規格外であったり、形が悪かったり、十分な水揚げ量がないなどの理由で価値がつかず、市場にあまり出回らない魚のことです。

今回、海と日本プロジェクトin鹿児島実行委員会とコラボレーションして作られたのが、この未利用魚を使ったさつま揚げです。

松野下蒲鉾 松野下晃平さん
「自家製すり身をふんだんに使ったさつま揚げになっています。棒天、とさか天、ごぼう天など、4種類のセットになっています。

鹿児島で獲れる未利用魚を使って、なかなか市場に出回らない珍魚を使い、本当は美味しいというのを皆さんに知ってもらいたく作りました。」

このコラボ商品は、松野下蒲鉾・枕崎市本社とネットショップで数量限定で販売されています。多くの方に未利用魚使用の取り組みを知ってもらおうとパッケージにもこだわりました。

松野下蒲鉾 松野下晃平さん
「パッケージは松野下蒲鉾のキャラクター・長吉くんと、海と日本プロジェクトin鹿児島のキビナゴ助くんのコラボパッケージとなっております。
今回は珍魚をふんだんに使用したさつま揚げになっています。魚本来の風味を味わってほしいです。」