11月6日。
「薩長海ごみゼロ同盟~ごみ拾いの陣~」と題したイベントが、鹿児島市喜入町の大丸(おおまる)海岸で行われました。
これは今からおよそ150年前、明治維新を推し進める原動力となった鹿児島と山口が協力し、「海洋ごみ」の問題に取り組むために始まったものです。
鹿児島の大丸海岸には、子どもから大人までおよそ120人が参加しました。
(鹿児島県の参加者)
「前よりごみが増えている気がしてびっくりしました。」
「ペットボトルのキャップとか、あとはプラスチックの小さなやつがたくさん落ちています。」
「ペットボトルのキャップとか、歯ブラシとか落ちていますね。」
「海とかにゴミとかを捨てないことが大切だと思います。」
(あいご会 大迫真弓さん)
「(子どもたちにとっては)「ごみ拾い?」ってところがあるかなって思ったが、可愛い星柄の袋を持って子どもたちがキラキラしながら『あーあった!』『これもあった!』『これは(拾って)いいの?』って言いながら拾う姿を見て、開催して良かったなとすごく思いました。」
一方、山口では、およそ100人の参加者が浜辺の清掃活動を行いました。
(山口県の参加者)
「こんなゴミが取れました。(海が)綺麗になってうれしかったです。」
「地球のためにも、いつもお世話になっているので、恩返しできて嬉しいです。」
“海ごみゼロ”を目標に掲げ、一致団結した鹿児島と山口。令和は、美しい海を守り抜きます。
『薩長海ごみゼロ同盟。うみごみーゼロー!』