鹿児島市は、海の生態系に影響を及ぼす海洋プラスチック問題について現状を認識するとともに、使い捨てプラスチック製品等のリデュースやリサイクルの取り組みの重要性について理解を深めてもらうため、プラスチックの資源循環を促進するための全3回の体験イベントを開催しました。
今「環境問題」に全世界が注力している、世界が1つになって取り組んでいる「SDGs」など、「環境問題と気候」をテーマに住吉大輔気象予報士に講演してもらいました!
地球温暖化によって海に与えられる影響や、プラスチックゴミが海に流れ着いたことにより、多くの生き物がそのごみを食べてしまっている現状などについて、実験を交えながら学びました!
身近なものから脱プラスチック生活につながるよう、水洗いして繰り返し使える「みつろうラップ」の工作体験を行いました!
約10分ほどで作れる、オーガニックの布でつくるみつろうラップは、みつろうを布に染み込ませて作るラップのことで、みつろうの抗菌・保温効果で食品の鮮度を保ちながら、安心して包むことができます。水洗いして繰り返し使えるので、ラップの節約になり、地球にも優しいエコなラップです。
普段家庭で使用する使い捨てプラスチック製品を、繰り返し使用ができる製品に置き換えることにより、身近なことからできることを考えるきっかけとなりました!
海岸で拾われたプラスチックごみと家庭から出るプラスチックごみを分別して考察し、そのプラスチックごみを活用したコラージュボード作りに挑戦!
環境アート団体「色響」の芳田さんを講師に迎え、家庭から持ってきたプラスチックごみと海岸に落ちているごみ比較し、海に流れ出たプラスチックがどうなっていくのかを学び、家庭からでたプラスチックごみを使って「コラージュボード」の工作体験を行いました!
世界中で問題となっている「海洋ごみ」は、鹿児島の錦江湾も例外ではなく、毎日ごみが流れ着いています。海洋ごみ問題が深刻化する中、アートを通して興味を持ち、身近なところから興味を持ってもらいました!
普段乗船することのできない清掃船にのり、乗組員の方から説明や海のごみのお話を聞きました!
湾内を約15分間航行し、普段見ることができない清掃船がごみを拾うデモンストレーションを見学し、清掃船の働きを体験!
流木、海藻、軽石、発泡スチロール、プラスチック容器類、ビニール製品、空き缶、ガラス瓶、プラスチック製品も多く、河川からの投棄が多いこともわかりました。
全3回のワークショップとフィールドワークを通して、海洋ごみについて身近なものとして、興味をもっていただき、身近なところから実践していただけるような体験となりました!
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イベント名 | 鹿児島市主催 脱プラスチック生活チャレンジ事業 ワークショップ・フィールドワーク |
主催 | 鹿児島市 |