レポート
2024.09.01

8/24・25「われはうみの子探検隊~錦江湾の宝物を守れ!」を開催しました!レポート③

われはうみの子探検隊2024

一般社団法人 海と日本PROJECT in鹿児島は、2024年8月24(土)と25日(日)の2日間に小学5・6年生20名を対象として、鹿児島県垂水市・鹿児島市にて錦江湾の水産資源と環境の変化について、マリンアクティビティや食の体験を通じて学ぶことを目的としたイベント「われはうみの子探検隊~錦江湾の宝物を守れ!」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる❝日本財団「海と日本プロジェクト」❞の一環です。

海の未来を守る、深海魚を使ったオリジナル商品開発

2日目は、鹿児島市の鹿児島中央魚類市場に移動し、鹿児島県漁業協同組合の宮内和一郎 代表理事専務より鹿児島県内各地で水揚げされる魚類と、主に温暖化による影響などを学びました。その後、Table of Smileの杉水流直子 代表より、まずは本物の深海魚を持ってきてもらいました。なかなか見ることのできない深海魚に、子どもたちは興味津々。次々と触り、実際に目で見て、触って、臭いを嗅いだりしました。グロテスクと言われがちな深海魚ですが、子どもたちからは「かわいい、かっこいい」「ぷにぷにしていて気持ちいい」などポジティブな意見が多く出てきました。

その後、魚を使った昼食づくりを行い、タイの手巻き寿司と、深海魚の味噌汁を作りました。深海魚の味噌汁に関しては、「味は良いけど骨が多くて食べづらい」という声があり、深海魚を五感で体感しました。その後、杉水流さんより商品開発について、どう考えていくか、コツなどを学んだあとは班に分かれて深海魚を使った商品開発のブレインストーミングを実施しました。

2日間で学んだ海の恵みや、自然の大切さについて、各班のメンバーで学びのノートを活用しながら、ディスカッションを行い、「深い海からこんにちは おかずパフェ」「シン・アイスクリーム」「深海魚に栄光あれ★進化づくしラーメンセット」など、子どもたちから様々な面白いアイデアがたくさん。杉水流さんは子どもたちのアイデアを導き、様々な角度、目線から見ること、アイデア同士を合体させることなどを教え、子どもたちも大変盛り上がりながら商品開発アイデアを発表しました。

最後は、鹿児島県水産大学 鳥居教授より、2日間学んだことの振り返りと、これから錦江湾をはじめとした海を守っていくために子どもたち自身で出来ることがあることに気づき、考えることができました。

 

 

参加した子ども・保護者からの声

・錦江湾にはカンパチや深海魚の他にもたくさんの魚がいて、とても美味しいことがわかった。この美味しい魚たちを将来も食べれるように、できることを頑張りたい。

・新しい商品を考えることは初めてで、みんなと考えるのは楽しかった。他の班の発表もワクワクした。

・ほかの学校の子とも仲良くなれて楽しかった。もっと海に遊びに行こうと思った。

・子どもが刺身を食べたことがなかったので、食べられるか不安だったが、美味しかったようで良かった。これを機会に好き嫌いせずに食べてくれるようになれば嬉しい。

 

 

イベント詳細

イベント名われはうみの子探検隊~錦江湾の宝物を守れ!
参加人数20名
日程2024年8月24日(土)・25日(日)
場所鹿児島県垂水市・鹿児島市
主催一般社団法人 海と日本PROJECT in鹿児島
協力南日本リビング新聞社/鹿児島大学水産学部/垂水漁協/マリンパークたるみず/鹿児島漁連/Table of Smile
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