帆船型の遊覧船クイーンズしろやまで鹿児島市の港を出た人たち。
錦江湾遊覧観光協会の会員と一般の人たち34人です。
一行を乗せた船は鹿児島市街地と桜島の間にある神瀬灯台に向かいました。
日本財団が主体となっている海と日本プロジェクト。
世界で問題になっている海洋ごみの削減に向けて様々な取り組みを進めています。
5月30日のごみゼロの日から6月8日までの世界海洋デーまでの10日間は「海ごみゼロウィーク」とし、全国一斉の清掃キャンペーンを実施
鹿児島では神瀬灯台周辺のごみ拾いが行われました。
錦江湾遊覧観光協会と連携した活動です。
神瀬灯台は一般の人たちが上陸する機会がなかなかありません。
普段はみることができないふるさとの海の風景の中、参加した人たちは一生懸命、ゴミをひろいます。
「もともと釣りが好きなので、釣り場が汚れているのを見て、悲しい気持ちになっていたので、少しでもみんなで清掃して、海がきれいになり、魚もたくさん釣れたらいいなと」
砂浜やブロックの隙間などには流れ着いてきた多くのごみが見つかりました。
ペットボトルや煙草の吸殻など種類も様々です。
「あまり(人が)来ないところなので、ごみが多すぎて1日では取れないぐらい」
「ビックリしました。こんなにペットボトルがあるとは。まさかと思いましたよ」
およそ1時間半の清掃活動でたくさんのごみが集まりました。
ごみ拾いの後は潮風を感じたり、錦江湾の上で食事をしたりして、参加者同士、親交を深めまいした。
錦江湾遊覧観光協会 事務局 増元弘美さん「もっと楽しく美しい海辺で遊べるように『海ごみゼロ』についてはこれからも協会としても取り組んでいきたいと考えております」
イベント名 | 海ごみゼロウィーク「錦江湾 神瀬灯台で清掃活動」 |