ウミガメの産卵シーズンを迎えている屋久島で、ウミガメ保護のための産卵の観察会が始まりました。
これは屋久島町の永田集落の住民らで作る“永田ウミガメ連絡協議会”が毎年開いているものです。ウミガメの正しい知識や観察のルールなどを観光客に伝え、ウミガメの保護に生かすのが目的です。
観察会初日の1日は、およそ60人の観光客が集まり、事前にウミガメの生態や観察時の注意点などを学んだあと、砂浜に下りてウミガメの産卵を観察しました。
小雨が降る中、観光客はウミガメに配慮しながら、産卵する姿を真剣な表情で見つめていました。
ウミガメの観察会は7月31日まで実施されます。観察には予約が必要で、永田ウミガメ連絡協議会のホームページなどで受け付けています。